読みやすく書く7つのコツ
①結論を最初に書く。
結論から書くと、内容が伝わりやすくなります。
②一文を短くする。
人が見た瞬間に知覚できるのは9~13文字までと言われます。
できるだけ1文を60文字以内に抑え、大きく超える場合は文を分けます。
③主語と述語は近づけて使う。
【×訂正前 例】
↓
【〇訂正後 例】
それぞれ春はクラブ、夏はダイヤ、秋はハート、冬はスペードを意味します。
④難しい言葉や表現を使わない。
不必要な専門用語や、難しい言葉は使いません。
基本的には、小学生でも分かる表現を心がけます。
⑤指示語(こそあど言葉)を多用しない。
指示語を使う場合は、示す対象が分かりやすいか確認します。
⑥二重否定を使わない。
二重否定の例:「~できないこともない」
⑦ミスや改善の余地をチェックする。
このアプリの出番です!
避けるべき主な表現
【こと】
文章が読みにくくなります。ほぼ使う必要はありません。
【×訂正前 例】
自分が考えている
↓
【〇訂正後 例】
自分の考えを、相手に伝えるのは難しい。
【という / といった / もの】
文章が読みにくくなります。使用は控えましょう。
【×訂正前 例】
ハンバーガーやシュークリーム
↓
【〇訂正後 例】
ハンバーガーやシュークリームは、逆さまにすると中身がこぼれにくくなり食べやすいです。
【ましたが / ですが / が、】
接続詞の「が、」には、「順接」と「逆接」の役割があります。
どちら意味で使われているかは、読み手が文脈から判断する必要があります。
したがって、できるだけ使用を避けるべきです。
「順接」の場合は「が、」を使わないで済む方法を考えます。
【×訂正前 例】
明後日のコンサートのチケットです
↓
【〇訂正後 例】
明後日のコンサートのチケット
「逆接」の場合は「しかし」、「ところが」、「けれども」などに置き換えます。
【×訂正前 例】
1948年5月14日にユダヤ人がイスラエルを建国しました
↓
【〇訂正後 例】
1948年5月14日にユダヤ人がイスラエルを建国しました。
【ような / ように / など / くらい(ぐらい)】
文章が煩雑になる可能性が高いので、できるだけ使用を避けます。
【×訂正前 例】
iPnone
↓
【〇訂正後 例】
スマートフォンは~
※「スマートフォン」は、わざわざ「iPnoneのような」を入れなくても伝わるはずです。
【られる】
「受け身表現」は、主語が分かりにくくなりやすいです。
【×訂正前 例】
~だと考え
↓
【〇訂正後 例】
~だと考えます。
※こちらの表現の方が、主語が「私」だと分かりやすい。
【ついて】
必要の無い場合が多いです。
【×訂正前 例】
新商品に
↓
【〇訂正後 例】
新商品を紹介します。
※採点はエンタメ要素です。真に受けすぎないでください。
※1文の区切りは、読点(。)や感嘆符(!)や改行によって判定しています。
※最終的な点数は、小数点以下を切り捨てています。
参考文献など
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
著者:藤吉 豊, 小川 真理子
初版:2021/1/8
出版社:日経BP
『やさしい文章術 レポート・論文の書き方』
著者:樋口 裕一
初版:2002/12/10
出版社:中央公論新社
※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
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